ヴァナにもゲームにも全然関係ない件なのですが、
小惑星探査機はやぶさにハマってまーす^^
事の起こりは偶然コレを見てしまったことやね。
【ニコニコ動画】探査機はやぶさにおける、日本技術者の変態力
ほんとにもう、どれ一つとしていつミッション失敗になってもおかしくない激烈に深刻なトラブルっぽいのに、その度に繰り出される執念のファンタスティック運用に深く深く感動し、そのまま坂を転がるようにファンになってしまったわけであります。
マジ不死鳥って呼ばれてるらしいよ!
で、このはやぶさ君、2010年6月13日の23時頃、オーストラリアのウーメラ砂漠に帰ってきます。
明日じゃないですか!
7年に及ぶ旅の終わりがですよ? 明日!
そんなわけでもうそわそわと落ち着かない週末を過ごしているわけです。
図書館で関連図書を借りようとしたら、さすがにはやぶさ関係のものは出払っていたので、一つ前の計画、これは残念ながら完全には成功できなかった、火星探査機のぞみちゃんの本を借りてみました。
「恐るべき旅路 火星探査機「のぞみ」のたどった12年」松浦晋也(朝日新聞出版→旧・朝日ソノラマ)
ノンフィクション本なのになにげに表紙があさりよしとお画伯の筆w 野尻抱介さんもちょこっとだけ出て来たりします。あんたもすきねえ。
はやぶさ本が借りられなくて読み始めたわけですが、でもこれ今読んでホントによかったです。
はやぶさ関連の情報は今なら豊富にネットにあるのでそっちも読みかじりながら読んでたのですが、はやぶさの成功した部分がのぞみのうまくいかなかった部分を鏡に映したようになぞってクリアしていくのがいちいち手に取るようにわかって興奮しましたよ!
残念ながら当初の目的を果たせなかったという点においては確かに失敗なのですが、のぞみちゃんで培ったノウハウを使ったはやぶさくんの粘り強い運用を見ているとなかなかもうのぞみちゃんを単純に失敗だと片付けることが心理的に出来なくなってしまいましたネ。まあ積まれた機器の殆どは使ってないわけですがね!
それに今読んで何が良いかといって、本としてはのぞみちゃんの運用が最終的に終了したところでションボリ終るのでテンションダダ下がりなのですが、続くはやぶさくんが大変景気よく頑張ってくれたのを知ってて読めるので落ち込まずに済みますw
あ、ところでこの本現在絶版なので図書館で借りてくださいネ。
手に入りやすいものとしてはこんなのもあるよー。まだ図書館の順番こなくて読んでないんだけど。
「現代萌衛星図鑑」しきしまふげん(三才ブックス)
擬人化同人誌の書籍化のようですネ。萌え用みたいです。「恐るべき〜」の方も、メンドクサイことが随分わかりやすく書いてあって難しいことは何もないですが、多分こちらのほうがずっと読みやすいんじゃないかのう。ありゃ、著者が監修してるしw
擬人化といえば、JAXAのサイトに行って関係者のコメントを読んだりすると、帰還によって本体が燃え尽きてなくなってしまうのを本当に辛く悲しく思っているのは他でもない、はやぶさくんを手塩にかけて育ててきた関係者であり、はやぶさくんのことをもう本当に自分の子どものようにかわいがっているのがよくわかっちゃってニヨニヨできるのですが、金属の塊に過ぎないものに人格めいたものを感じるということは、本来科学的とされる視点とはずいぶん離れたところにあるようであるのに、疑いなく日本の最前線の科学者である、はやぶさの運用に携わる人たちがそういうコメントをてらいもなく書いてしまう、というのは大変興味深いものがあります。
個人的には気持ちはとてもよくわかります。日本人ですからな。
アニミズムというか汎神論というか、そういうニオイがプンプンしますネ。
しかし魂の来し方行く末までを教典に書いて保証してある一神教のメンタリティならどういう反応をするだろうかなあと思わざるを得ないです。
もっといえばアメリカみたいに、潤沢に予算があって、ロケットなりシャトルなり、重い荷物を軌道まで持ち上げる手段が豊富にあって、計画がもっと大きなシステム化されたものであったら、きっとここまでの力を絞り尽くすような運用というのはなかったんじゃないかな。
計画が3年延びたのではやぶさ本体はそれだけ消耗しておるわけで、そんな中でのカプセルの放出なんて初めてやること失敗したらどうするの、とか当然不安は忍び込んでくるわけですが、なんか噂によればそういう状況になっても打つ手がしっかり用意されているらしく、どこまでも「こんなこともあろうかと」な真田運用であるなあと、無事の帰還を祈る傍らそっちバージョンも見てみたい気持ちをwktkと止められないわしですた。
小惑星探査機はやぶさにハマってまーす^^
事の起こりは偶然コレを見てしまったことやね。
【ニコニコ動画】探査機はやぶさにおける、日本技術者の変態力
ほんとにもう、どれ一つとしていつミッション失敗になってもおかしくない激烈に深刻なトラブルっぽいのに、その度に繰り出される執念のファンタスティック運用に深く深く感動し、そのまま坂を転がるようにファンになってしまったわけであります。
マジ不死鳥って呼ばれてるらしいよ!
で、このはやぶさ君、2010年6月13日の23時頃、オーストラリアのウーメラ砂漠に帰ってきます。
明日じゃないですか!
7年に及ぶ旅の終わりがですよ? 明日!
そんなわけでもうそわそわと落ち着かない週末を過ごしているわけです。
図書館で関連図書を借りようとしたら、さすがにはやぶさ関係のものは出払っていたので、一つ前の計画、これは残念ながら完全には成功できなかった、火星探査機のぞみちゃんの本を借りてみました。
「恐るべき旅路 火星探査機「のぞみ」のたどった12年」松浦晋也(朝日新聞出版→旧・朝日ソノラマ)
ノンフィクション本なのになにげに表紙があさりよしとお画伯の筆w 野尻抱介さんもちょこっとだけ出て来たりします。あんたもすきねえ。
はやぶさ本が借りられなくて読み始めたわけですが、でもこれ今読んでホントによかったです。
はやぶさ関連の情報は今なら豊富にネットにあるのでそっちも読みかじりながら読んでたのですが、はやぶさの成功した部分がのぞみのうまくいかなかった部分を鏡に映したようになぞってクリアしていくのがいちいち手に取るようにわかって興奮しましたよ!
残念ながら当初の目的を果たせなかったという点においては確かに失敗なのですが、のぞみちゃんで培ったノウハウを使ったはやぶさくんの粘り強い運用を見ているとなかなかもうのぞみちゃんを単純に失敗だと片付けることが心理的に出来なくなってしまいましたネ。まあ積まれた機器の殆どは使ってないわけですがね!
それに今読んで何が良いかといって、本としてはのぞみちゃんの運用が最終的に終了したところでションボリ終るのでテンションダダ下がりなのですが、続くはやぶさくんが大変景気よく頑張ってくれたのを知ってて読めるので落ち込まずに済みますw
あ、ところでこの本現在絶版なので図書館で借りてくださいネ。
手に入りやすいものとしてはこんなのもあるよー。まだ図書館の順番こなくて読んでないんだけど。
「現代萌衛星図鑑」しきしまふげん(三才ブックス)
擬人化同人誌の書籍化のようですネ。萌え用みたいです。「恐るべき〜」の方も、メンドクサイことが随分わかりやすく書いてあって難しいことは何もないですが、多分こちらのほうがずっと読みやすいんじゃないかのう。ありゃ、著者が監修してるしw
擬人化といえば、JAXAのサイトに行って関係者のコメントを読んだりすると、帰還によって本体が燃え尽きてなくなってしまうのを本当に辛く悲しく思っているのは他でもない、はやぶさくんを手塩にかけて育ててきた関係者であり、はやぶさくんのことをもう本当に自分の子どものようにかわいがっているのがよくわかっちゃってニヨニヨできるのですが、金属の塊に過ぎないものに人格めいたものを感じるということは、本来科学的とされる視点とはずいぶん離れたところにあるようであるのに、疑いなく日本の最前線の科学者である、はやぶさの運用に携わる人たちがそういうコメントをてらいもなく書いてしまう、というのは大変興味深いものがあります。
個人的には気持ちはとてもよくわかります。日本人ですからな。
アニミズムというか汎神論というか、そういうニオイがプンプンしますネ。
しかし魂の来し方行く末までを教典に書いて保証してある一神教のメンタリティならどういう反応をするだろうかなあと思わざるを得ないです。
もっといえばアメリカみたいに、潤沢に予算があって、ロケットなりシャトルなり、重い荷物を軌道まで持ち上げる手段が豊富にあって、計画がもっと大きなシステム化されたものであったら、きっとここまでの力を絞り尽くすような運用というのはなかったんじゃないかな。
計画が3年延びたのではやぶさ本体はそれだけ消耗しておるわけで、そんな中でのカプセルの放出なんて初めてやること失敗したらどうするの、とか当然不安は忍び込んでくるわけですが、なんか噂によればそういう状況になっても打つ手がしっかり用意されているらしく、どこまでも「こんなこともあろうかと」な真田運用であるなあと、無事の帰還を祈る傍らそっちバージョンも見てみたい気持ちをwktkと止められないわしですた。
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